NAGOYA駅ものがたり

名古屋駅のものがたり

定時運行 信仰

最近、首都圏では朝ラッシュ時に通勤電車がよく止まるらしい。

停電などが原因のようだが、ネットやテレビを見ていると

厳しい論調が多い。

通勤している当事者は大変だろうし、一部で怒号が発せられたと

いうのも分からないでもない。

鉄道というのは車両、電気設備、線路設備、駅など様々な

パーツから成る複雑な仕組みだと思う。

その中でかの東海道新幹線は年間にならすと3分くらいしか

遅れが無いらしい。台風や地震を除けば、基本的に定時運行されている

というスゴイ乗り物だ。

 

我々はそのスゴイことを当たり前だと認識しているが、

利用者も鉄道会社もそろそろその(当たり前という)呪縛から

解き放たれるべきではないか。

海外では国にもよるが、先進国でも鉄道が1分1秒の単位で正確に

継続的に運行されている事例はあまりない。

 

安全麺を除き、関係者はある程度の許容をもって、このシステム

を保守、運用し、また利用者は利用すべきではないだろうか。

 

JR福知山線脱線事故の事例もあるが、定時運行からの強迫により

(定時運行を要求する会社側からの圧力も含め)、

 事故として顕在化する場合もある。

 

つまりは、鉄道会社はベストエフォートでサービスを提供している、

利用者はベストエフォートのサービスを受けている

という共通認識を持ち、双方が余裕を持つことが重要と思われる。

 

定時運行は結果として喜ぶべきことで、事前にまた経過として

過度に要求することは止めるべきではないだろうか。

 

電車は遅れるもので、その結果、会社員は大事な会議にも

しばしば遅れるものなのだ。

 

 

ビアガーデン

夏といえばビアガーデン。

デパートの屋上でハワイアンの音楽が流れる中、

不味いつまみでビールを飲む、

これをビアガーデンの定義としたい。

名古屋駅近辺にも昔はたくさんあった。

(といっても5つぐらいだが)

今の名古屋駅超高層ビル群では成立しない。

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もしあっても空気が薄くてアルコールの前に

頭がクラクラするし、高所恐怖症には耐えられないだろう。

マイアミは名古屋駅には無くなったが

まだ建て替え前の名鉄系のビル上には何とか有る。

行くなら今のうち。

忍び寄る魔の手

名古屋駅はごちゃごちゃとしたところが良い。

整然と整備されたエリアは私的には気持ちが良くない。

でも徐々に名古屋駅も再開発されてきており、

リニア開業に向けて更に整備される。

既にところどころ(買えるところから)JR−Cが土地を

取得してきており、リニアの名古屋駅の地上部はいずれ

全て収容され整地されるだろう。

予定されているエリアでも駐車場や古い建物ばかりでなく

中には築10年くらいの新しい建物もあるが、関係なく

収容されるにちがいない。

既に駅西側の自転車置き場も縮小され、一部は遠くに移設され

工事用地が確保され工事が始まっている。

 

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名古屋駅周辺からは放置自転車、屋台、ホームレス、いろいろ

無くなり新しいビルも建てられキレイな街へ変貌している。

私が感じる街の魅力とのズレは今後広がるばかり。

まあでも今のうちに、後10年はウロウロしておこう。

 

 

3つの迷駅 2

3つの迷駅という記事を書いたが、複数の路線が交わる大きな駅ならどこも多かれ少なかれ分かりにくいのは仕方がない。

しかし名古屋駅の迷駅たる理由は皆が言うその構造というより、他にも理由がある。思うに理由は2つあり、一部は重複するのだが、1つには各鉄道会社の協調の無さとサイン(掲示)の分かりにくさである。

協調の無さは、JRと名鉄、地下鉄及び地下街が昔からそれぞれ誰がまとめる事もなく勝手でバラバラだということ。それぞれが営利企業なので仕方がない部分もあるが、公がもう少しまとめるか、一番大きい会社がリーダシップを取るかすれば少しは通路等が整理されたかもしれない。お互いの利害しか考えてこなかった結果が現在の姿であろう。

また、合わせてサインが非常に分かりにくいのも原因の一つである。お互いの表示が勝手で、とても通行客に親切だとは思われない。名鉄名古屋駅も掲示の色を変えたりと狭いホームを効率よく分かりやすく頑張って工夫しています、という事だろうが非常に分かりにくい。私に言わせれば地名など、字が多すぎて分かりにくい、殆どの人は自分の町以外の地名はそんなに知らないものだ。もう少し直感的に見せる工夫をお願いしたい。色んな条件はあると思うが、それでも恐らく、専門家にでも見てもらえば改善する所は多くあるだろう。

建物を大々的に建て替えなくても、今でも改善できる点は多々あると思うので再開発の前に少しでも各社が協調して整理してほしいものである。

 

3つの迷駅 キラヨシダって何処?

名古屋駅名駅と名古屋では呼ばれているが、しばしばその分かりにくさから迷駅と揶揄されることも多い。

ではどうして迷駅と呼ばれるのかを少し整理すると、3つの迷駅がそこに見えてくるので、少し整理したい。

 

 まず、1つ目は各鉄道、各線の間での乗り換えが非常に分かりにくいということ。名古屋駅には名鉄近鉄、地下鉄東山線、地下鉄桜通線、JR在来線、新幹線、あおなみ線とざっと分けて7つの線が集まっている。それらが相互に乗り換えようとした時、非常に分かりにくい。もちろんサイン(表示)をしっかり見ていけば何とかたどり着けると思うのだが、方向感覚に疎い方はそれでも迷ってしまうことも多いと思われる。

 

 2つ目は地下街の複雑さである。1つ目の理由と重複しているのだが、名古屋在住の人でも中々全部を把握されている方は多くないだろう。しかし、現在では新しくビルが建ったおかげで大分整理されているので、それでも昔に比べれば分かりやすくなったと思われる。ダンジョンとおもしろく揶揄する人もいるようだが、私に言わせれば古い地下街はどの街にいっても大抵わかりにくいものだが、中でも迷路のように複雑に張り巡られた名古屋駅の地下街は一見では中々難しく理解するには時間がかかるようだ。

 

 3つ目は名鉄名古屋鉄道名古屋駅の構造に起因する乗り場の分かりにくさ、のことを指している事も多い。名鉄名古屋駅はいわゆるターミナル(終着駅)タイプではなく中間駅なので、行き先や種別(特急、急行等)でホームが別々にはなっておらず、それどころか上り1本下り1本の線しか持たない駅である。しかしながら、そこには愛知や岐阜のいたるところから集まってくる電車が一同に会すため、相当な交通量なのである。それを上下各1本ずつの線で捌くため、全く違う行き先の電車が微妙に止まる位置を変えることで人列が重ならないように工夫をして混雑を回避しているのだが、それがまた非常に分かりにくい。また次々に来る電車の行き先も結構マイナーな地名が多く、その地名が大体何処に位置するのかがわからない人はその電車に乗って良いのかが確信が持てず、且つそれぞれが1分少々の停車時間しか無いので、初めての人は迷いと不安と焦りしか感じられないという構造なのである。

 

以上迷駅という呼称について、3つの所以があると述べてきたが、今後10年かけて名古屋鉄道を中心に計画されている再開発によって、整理されて誰もが分かりやすい駅へと変貌していくとのことである。徐々に昔の面影は無くなっていくのだろうが、一度分かりにくいものを理解してしまうと人間は不思議と今度は愛着が湧くもので、私などは分かりにくい迷の部分が無くなっていくことに非常に寂しさがある。しかし、名古屋駅がどう変貌していくかは片や楽しみでもある。

 

 

東京出張

名古屋から東京に出張する会社員の方は多いだろう。私もしばしば東京に出張するのだが、仕事にもよるが週に1回くらいのペースで出張する場合もある。新幹線は値段を除けば非常に合理的な乗り物で、その運行頻度や居住性などある意味究極に合理的だ。乗っている方も平日は私も含め会社員などの仕事で乗る方が多く、その合理性にマッチした乗客となる。言い方をを変えれば運行する側も乗る側も合理的すぎて、非常に味気のない乗り物なのだが、他に名古屋東京間の移動については、他に選択肢を考えられないくらい合理的なのである。

 平日でも中にはディズニー等に遊びに行く方や子供連れで帰省等する方も見かけるので、ある意味ほっとするのだが、その合理性に反した動き(騒がしい等)をして世の会社員方に疎ましく思われることも多い。

 

 ある時、まだ喫煙車両が多かった時代、出張で喫煙車両に乗った私はある老婦人と隣あわせた。老婦人ははじめから座っていたので、大阪か京都から乗って来ていたと思われた。隣り合わせたと言っても、老婦人はA列で私はC列だったが、老婦人に気を使い私は何となく喫煙を控えていた。すると空席のB列の席を超えて老婦人が私に話しかけてきた。

「吸ってもいいですかね?」

乗っている車両が喫煙車なので、私はもちろん、どうぞと応えた。

タバコを吸いはじめながらおもむろに老婦人が私に話をしてきた。

「私はもう60年吸ってるんだけど、どこも悪いところもなくピンピンしてるんです。」

「そうですか」

「でも私の孫がね、タバコなんて全然吸わないのにね、まだ三十にもなってないのに肺がんで亡くなったんですよ」

私は返す言葉はなく聞いていた。

老婦人は

「分からないもんですねえ」

と言ってフーっと白い息を吐いた。

 

「だからね、私は毎月お祈りに行ってるんですよ。」

 

その一言から老婦人は恐らく東京から関西の方にある宗派の大本山に行った帰りなのだろうと推測できた。

 

「私が死ねば良いのにね、ほんとに分からないもんですねえ。」

 

私は会話を既に放棄していたが、いつのまにかタバコを取り出し

同じく白い息をフーと吐きながら、あいまいに一言だけ言った。

「そうですねえ」

タバコの旨みがいつもより深く感じられた。




日本で一番交通が便利で居住可能なエリアは何処?

YAHOOのビッグデータ解析レポートの、交通利便度調査によると、1時間で到達可能な場所が一番多いのは東京駅、次に名古屋駅という結果だったらしい。次に2時間では京都駅が一番で、次に名古屋駅で3位に東京駅だったとのこと。

 上位になるにはまずはやはり新幹線が通っていることが条件となる。また到達可能エリア(面積)が伸ばしやすい西日本エリアが有利ということらしい。つまりは、名古屋は2時間あれば関西圏のほとんどをカバー可能であり関東圏も東京から神奈川はほぼカバーされるということとなり、上位になるのは納得できる。もちろん東京駅が一番便利なのは当然といえば当然だが名古屋駅は日本で東京駅の次に便利な交通利便度の高い駅なのである。

 しかし、東京駅の周辺に居住することは現実的ではなく(住んでる人もそれなりにいると思うが)、片や名古屋駅のある中村区は駅から10分〜15分の範囲の新幹線側の駅西と呼ばれるエリアならいわゆる普通の一般的な家賃で居住できる。名古屋はどちらかというと東寄りの方が家賃が高いエリアとなっており、駅の西側は昔ながらの下町で家賃は安いエリアなのである。

 結論として、交通利便性の観点だけでいうと、日本で最もコストパフォーマンスに優れているエリアは中村区(駅西エリア)となる。これはあと10年後にリニアが開通した暁には東京駅を凌駕して、名実ともに日本で最も交通利便性が高いエリアとなることは間違いがないと思われる。

国内を移動する方で且つ何処ということもなく拠点探しをされている方は、是非名古屋駅の駅西に居を構えてみてはいかがでしょうか。